2015年01月14日

解決事例 007 弁護士の適切な対応により給料減額分を回収した事例

★解決事例 007
弁護士の適切な対応により給料減額分を回収した事例

◎事案
道路を直進中、側道から一時停止を無視した加害者車両が飛び出してきて衝突した事例
◎結果
後遺障害等級 認定なし
当初提示額30万2054円
100万円の示談金を獲得

受傷部位 頚椎捻挫
解決方法 示談交渉
後遺障害等級 認定なし
後遺障害内容 -
解決期間 80日
増額金額 ¥707,946(約3倍)

 

~解決までの流れ~

◆ 事故態様
Dさん(30代・男性・会社員)は自動車で通勤途中に側道から出てきた自動車と衝突。
頚椎捻挫(むちうち)と診断されて、1ヶ月ほど会社を休みました。
また、会社に復帰した後も引き続き通院、リハビリを継続。半年ほどで完治、治療を終了することになりました。

◆ 相談に至る経緯
Dさんは治療完了後、示談金の提示を受けました。
保険会社から提示された示談金は、保険会社基準の慰謝料で35万2054円だけでした。
しかし、Dさんの職場では、事故のケガが影響し、配置換えが行われました。
事故前は立ち仕事でしたが、事故の影響が大きく立ち仕事は難しくなり、簡易な労務をするようになりました。
給料は配置転換によって減額された上、賞与も大幅に減ってしまいました。
Dさんは相手方保険会社に差額を支払ってもらえないか請求しましたが、保険会社は「前例や基準が無いので払えない」と回答するのみ。
結局支払ってもらえず、Dさんは弁護士に相談ししました。

◆ 交渉・解決の流れ
弁護士がでDさんの勤務先とかけあい、配置転換が事故による頚椎捻挫を原因とすること、そのために給与を大幅に減額したことを証明してもらう文書を作成しました。
その上で、保険会社に証拠として文書を提出し、保険会社を説得しました。
その結果、当初の保険会社提示額を大きく上回る100万円での示談案の回答を得て、示談しました。

◆ 解決のポイント
慰謝料のみの提案であった保険会社からの示談提案に対して、給与減額のがあった事実を立証し、大幅増額した示談金を獲得しました

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